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初心者からのブログの始め方|テーマ選択などのステップを徹底解説

初心者からのブログの始め方|テーマ選択などのステップを徹底解説

ステップ0:ブログを始める前に絶対押さえておくべき前提知識

なぜ今、ブログを始める価値があるのか?

2025年現在、ブログは依然として個人が収益を得るための有効な手段です。

SNSや動画など他の媒体が流行する中でも、「検索されるコンテンツ」を資産として残せるブログの価値は高まっています。

特に、検索経由のアクセスは安定しやすく、記事がストックされることで継続的な収益が見込めます。

また、ブログは初期費用がほとんどかからず、在宅で自分のペースで進められるため、副業としても最適です。

あなたの経験や知識が誰かの役に立ち、それが収益になるという「個人の時代」にマッチしたビジネスモデルがブログです。

無料ブログがダメな理由と有料ブログの圧倒的メリット

無料ブログ(例:はてな、アメブロ)を使うと、自分の資産になりません。

広告が勝手に表示されたり、サービス終了のリスクがあるため、長期的な運用には不向きです。

一方、有料ブログ(WordPress+独自ドメイン)は完全に自分の管理下に置けるので、本気で収益化したいなら最初からWordPress一択です。

初期費用は年間1〜2万円ほどですが、それ以上の価値を生み出せます。

また、SEOに強い設計が可能で、広告配置やデザインの自由度も高く、ブランディングや収益の最大化が図れます。

ブログで稼ぐ仕組みを最初に理解しよう

ブログの収益源は主にアフィリエイトとGoogleアドセンスの2つです。

アフィリエイトは、商品やサービスを紹介して読者が購入すると報酬が入る仕組み。

アドセンスは広告が表示・クリックされることで収益が発生します。

この2つの仕組みを理解し、どんな記事が収益につながるかを意識して記事を書くことで、戦略的な収益化が可能になります。

また、商品レビューや体験談、比較記事など、読者の「購入」を後押しするコンテンツが特に効果的です。

大切なのは、読者の悩みやニーズを満たす記事を書くことです。それが結果的に収益につながります。

ブログ収益化に必要な「時間」と「行動量」の現実

ブログで収益を出すには、最低でも3〜6ヶ月の継続が必要です。

1ヶ月で稼げるようになる人はほとんどいません。

月10万円を目指すなら、100記事以上の投稿やSEOの理解、読者ニーズに合った記事作成が求められます。 そのため、最初は「勉強」と「行動」がセットです。

一方で、努力が積み上がる仕組みがあるのがブログの魅力です。

1年前に書いた記事が今もアクセスを集め、収益を生んでくれるという資産性があります。

継続すればするほど伸びやすくなるので、コツコツと記事を積み重ねる意識を持ちましょう。

ステップ1:実際にブログを開設する(完全初心者向け)

初心者がWordPressでブログを開設するための設定手順を示した図解

ドメインとサーバーをセットで契約する手順

ブログを始めるには、まずドメイン(住所)とサーバー(土地)を用意する必要があります。

初心者には、ドメインとサーバーをセットで申し込める「エックスサーバー」や「ConoHa WING」がおすすめです。

契約手順はとてもシンプルで、

  1. プラン選択
  2. ドメイン名入力(例:example.com)
  3. アカウント情報入力
  4. 支払い情報入力

の4ステップで完了します。

サービスによっては、ドメインが永久無料になるキャンペーンもあるので見逃さないようにしましょう。

WordPressをワンクリックでインストールする方法

ほとんどのレンタルサーバーには「WordPress簡単インストール機能」が付いています。

エックスサーバーやConoHaでは、管理画面から数クリックでWordPressをインストールできます。

手順は次の通りです:

  1. サーバー管理画面にログイン
  2. 「WordPressインストール」を選択
  3. サイト名やユーザー名、パスワードを入力
  4. インストールボタンを押す

たったこれだけで、あなた専用のWordPressブログが完成します。

コードや専門知識は一切不要です。

初期設定で必ずやるべき5つの項目

WordPressをインストールしたら、最初に以下の5つを設定しましょう。

これらを設定しておくことで、今後のブログ運営がスムーズになります。

  1. パーマリンク設定:「投稿名」に変更(URLがSEOに強くなる)
  2. プラグイン導入:最低限「SEO対策」「セキュリティ」「キャッシュ」系を導入
  3. コメント設定:スパム対策として無効にするのがおすすめ
  4. サイトタイトルとキャッチフレーズの設定
  5. HTTPS(SSL)化:セキュリティとSEOの観点から必須

最初に面倒に感じるかもしれませんが、後から変更すると手間が増える部分もあるので今やっておくのが吉です。

迷ったらコレ!初心者に優しいテーマ3選

WordPressのテーマ(デザインテンプレート)は、ブログの見た目や使いやすさを大きく左右します。

初心者には、使いやすくカスタマイズしやすい以下のテーマがおすすめです。

  1. Cocoon(無料):SEO対策、表示速度、カスタマイズ性の三拍子揃った定番
  2. SWELL(有料):高機能かつ初心者でも直感的に使える人気テーマ
  3. JIN:R(有料):デザイン重視で、おしゃれなブログを目指す人向け

「まず書くことに集中したい」という方はCocoonでOK。

あとから有料テーマに切り替えることも可能なので、最初はコストを抑えてスタートするのもありです。

ステップ2:最初の5記事を書くための超実践テンプレート

初心者が最初のブログ記事を書くためのテンプレートと構成の図解

ブログ記事の構成テンプレートを使って書く方法

初心者は「型」に沿って記事を書くことで、迷わず質の高いコンテンツが作れます。

以下は王道のブログ記事テンプレートです:

  1. タイトル(検索キーワードを含める)
  2. 導入文(読者の悩みを共感し、解決策を提示)
  3. 見出し+本文(問題の詳細、解決策、体験談など)
  4. まとめ(要点整理、次の行動を促す)

この構成を使うことで、読者にとって読みやすく、検索エンジンにも評価されやすい記事が完成します。

テンプレをベースに自分の言葉で書くことが「初心者脱出」の第一歩です。

キーワード選定とタイトル作成のコツ

ブログは「読まれてなんぼ」。そのためにはキーワード選定が最重要です。

初心者には以下の方法がおすすめです:

  1. ラッコキーワードなどの無料ツールで関連語を調査
  2. Googleサジェストや「関連キーワード」で実際の検索ニーズを把握
  3. 「初心者」「やり方」「方法」などの複合語を狙う

キーワードが決まったら、タイトルには必ず入れること。

例えば「WordPress 始め方」なら「【初心者向け】WordPressブログの始め方と初期設定手順」のように、具体性と読者メリットを盛り込みましょう。

タイトルはクリック率に直結します。迷ったら5案くらい出して比較するのもアリです。

読まれるリード文と本文の書き方

リード文(冒頭文)は、読者を「本文まで読ませる」ための最重要パートです。

以下の構成が効果的です:

  1. 共感:「こんなお悩みありませんか?」
  2. 解決策の提示:「この記事を読めば解決します」
  3. 信頼の付与:「ブログ歴〇年の筆者が解説」
  4. 読むメリット:「収益化までの全体像がわかります」

本文では「結論→理由→具体例→まとめ」の順番を意識して書くと、論理的で読みやすい記事になります。

改行や見出し、箇条書きを使って、視認性の高い文章を意識しましょう。

初心者でも書けるネタとジャンルの見つけ方

最初のうちは「自分の経験」や「今まさに学んでいること」を書くのがおすすめです。

以下は初心者でも書きやすいネタ例です:

  • ブログ開設の体験談・手順 - WordPressの設定や使い方
  • 自分が使ってよかったサービスや商品のレビュー
  • 勉強していることのアウトプット(例:プログラミング、ダイエット)

「自分には書くことがない」と思っている人ほど、実は発信できる経験が眠っています。

同じ悩みを持つ「1ヶ月前の自分」に向けて書くつもりで始めましょう。

また、ジャンルは雑記よりも「専門性のある特化型」がSEOにも収益にも有利です。

ステップ3:アクセスを集めて収益化する戦略

ブログのSEO対策と収益化戦略をまとめた図解

SEOの基本と検索される記事の作り方

アクセスを増やす最大のカギは、SEO(検索エンジン最適化)です。

SEOを意識すれば、Google検索から継続的に読者を集めることができます。

基本的なSEO対策は以下の通りです:

  1. キーワードをタイトル・見出し・本文に適度に含める
  2. 読者の検索意図に100%応える内容を書く
  3. 見出しタグ(h2・h3)を正しく使い、構造化する
  4. 画像にalt属性を設定し、ページ表示速度も意識する

「自分が検索したときに読みたかった記事」を書くことがSEOの本質です。

小手先のテクニックよりも、読者満足度を最優先に考えることが、長期的な成果につながります。

アフィリエイトとアドセンスの使い分け方

ブログの収益源には「アフィリエイト」と「Googleアドセンス」の2つがあります。

それぞれの特徴と使い分けを理解しておきましょう。

【アフィリエイト】

  • 成果報酬型(読者が購入・登録したときに報酬)
  • 高単価な案件も多く、戦略次第で月数十万円も可能
  • ASP(A8.netやもしもアフィリエイトなど)に登録して案件を選ぶ

【Googleアドセンス】

  • クリック型報酬(広告がクリックされると数円〜数十円)
  • 審査が必要で、合格には10記事前後の投稿が推奨される
  • 初心者でも収益化しやすいが、単価は低め

収益化を狙うなら、アフィリエイト中心+アドセンス併用がおすすめです。

読者の信頼を得るブログデザインとライティング

アクセスが集まっても、読者に信頼されなければ収益にはつながりません。

そのため、ブログのデザインや文章の書き方にもこだわりましょう。

【信頼されるポイント】

  • 清潔感のあるデザイン(装飾を抑えた読みやすい配色)
  • プロフィールと実績の明記(運営者の顔が見える)
  • 誤字脱字の少ない、丁寧で誠実な文章
  • 自分の体験や具体例を交えたリアルな情報提供

読者が「この人の言うことなら信頼できる」と思えば、自然とアクション(購入・登録)も増えていきます。

装飾やイラストよりも「中身」で差をつけましょう。

SNSやPinterestを活用したアクセスアップ術

SEOだけでなく、SNSからの集客もブログ収益化には効果的です。

とくに以下の媒体は初心者にも扱いやすく、拡散力も期待できます。

【X(旧Twitter)】

  • ブログ更新情報やノウハウを発信してフォロワーを集める
  • 同じテーマの仲間と繋がれることでモチベ維持にも役立つ

【Pinterest】

  • 特化ブログと相性が良く、画像検索からの流入が狙える
  • トラフィック源として使っているブロガーも多い

【Instagram】

  • ビジュアル重視のジャンル(料理、美容、育児など)と好相性
  • ストーリーズやハイライトで記事に誘導可能

SNSとブログはセットで活用することで、アクセス源が分散され、安定した運営につながります。

ステップ4:収益が出るまでのマインドと継続のコツ

ブログで月10万円を目指すための収益戦略ロードマップを示した図解

3ヶ月無収益でも続けられる考え方

ブログは「最初の3ヶ月が最もキツい」と言われます。

アクセスも収益も出ない状態が続くため、多くの人がここで挫折します。

そこで大事なのは、「すぐに結果が出なくて当たり前」という前提で始めること。

収益化までの期間を「修行期間」として捉え、アクセスや収益以外の小さな成果(例:記事数、PV数、Twitterフォロワー数)に注目するのがポイントです。

ブログは一度伸び始めれば、過去の記事が資産として働き続けます。

「今は未来の自分への投資だ」と考え、粛々と記事を書き続けましょう。

伸び悩み時期にやるべき行動リスト

アクセスが伸び悩む時期は、戦略的に「改善活動」に取り組むチャンスです。

以下の行動リストを参考にしてみてください。

  1. 過去記事のリライト(内容を最新化し、順位アップを狙う)
  2. タイトル・メタディスクリプションの見直し(クリック率改善)
  3. 読者の悩みに直結する記事の追加(検索意図を意識)
  4. アクセス解析ツール(Googleアナリティクス・サーチコンソール)の活用

伸びない=失敗ではなく、「改善点が見つかる貴重なデータ」として捉えると前向きになれます。

一喜一憂せず、PDCAを回し続けることが長期的な成功に直結します。

成功者に学ぶモチベーション維持法

ブログ成功者の多くが実践しているのは、「環境」と「記録」によるモチベ管理です。

一人で孤独に取り組むよりも、誰かとつながることが継続の鍵になります。

【おすすめの維持法】

  • ブログ仲間とSNSで交流する(X・ブログ仲間のLINEグループなど)
  • 収益やアクセスの推移を日記やノートに記録する
  • 毎月の目標と振り返りをする習慣を作る
  • 成功者のブログやYouTubeを定期的に見て刺激を受ける

「モチベがあるから続く」のではなく、「続ける仕組みを作るからモチベが保てる」という意識が大切です。

月1万円→5万円→10万円を目指す戦略ロードマップ

ブログ収益は段階的に伸ばすのが現実的です。

以下はステージ別の戦略イメージです:

【月1万円まで】

  • 記事数:30〜50本
  • SEO基礎を理解し、キーワードに沿った記事作成
  • アドセンス or 低単価案件で成果を出す

【月5万円まで】

  • 記事数:50〜100本
  • 高単価案件に挑戦、収益性の高い記事を増やす
  • 内部リンク強化・カテゴリ設計の見直し

【月10万円以上】

  • 記事数:100本以上
  • 狙うキーワードに応じて記事を「設計」して書く
  • 外注化・情報発信などで収益の柱を複数化

数をこなしてPDCAを回し、段階的に成長させていくのが収益化の最短ルートです。

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こちらの記事もご覧ください。

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